壁のリフォーム

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ポイント
壁の施工方法には、「湿式」と「乾式」があります。「湿式」は塗り壁に代表される日本古来の工法です。「乾式」は施工が比較的容易なことから近年一般に多く普及しており、下地材にクロスを貼ったり、木の仕上げ材を張り付ける工法です。
壁は、お部屋の雰囲気を印象付けます。天井や床との色調や質感のバランスを整えながら、部屋の用途なども考慮し、また断熱性や耐水性などの機能性を含めその部屋にもっとも適した壁材を選ぶことが大切です。
壁材のサンプルでは、部屋全体の印象や天候・昼夜による部屋の変化がわかりづらい場合があるので注意が必要です。また、色の見え方は、面積の大きいものほど明るく鮮やかに見える傾向があるため、小さなサンプルでは少し明度や彩度を抑えたものを選ばれるとよいでしょう。
一般的に5年以上経過してくると、壁紙では日焼けやたばこのヤニなどの汚れまたキズ等が目立つようになり、また塗り壁でもひび割れや欠けなどが生じます。壁のリフォームにより部屋の雰囲気を一新し気分を新たにしてみませんか。


壁紙・クロス
壁紙は、室内の壁や天井の仕上げ材で、主にビニル、紙、布などの製品があります。また、種類が豊富で特にビニルクロスは価格も比較的安く施工も容易です。


主な種類
ビニルクロス
ビニルクロスは塩化ビニル樹脂を主原料にした壁紙で、耐久性が高く1000番クロスに至っては、色やデザインがかなり豊富です。価格も比較的安いため、一般的に広く普及しています。1000番クロスと量産品があり、量産品はさらに安価となります。


紙壁紙
洋紙と和紙を使ったものがあります。洋紙の壁紙はパルプを原料とした洋紙を原紙とし、 その上にプリントなどの加工を施したものです。近年は和紙の壁紙にも関心が高まっています。


布(織物)壁紙
布壁紙は、レーヨンなどを主な原料とした壁紙で、特徴として平織りや綾織り、不織布など織り方により質感が異なります。比較的高価なので、最近はあまり需要がありません。


塗り壁
塗り壁は、調湿性・断熱性・防火性などに優れ、日本の気候や風土にも合っています。また、仕上がりは刷毛やコテなどで継ぎ目の無い様々な美しい表情をつくることができます。一方で、年月とともにひび割れや削れなどが生じたり、施工が難しく均一に仕上がらないという欠点もあります。しかし、近年は健康や環境問題への配慮から、自然素材を用いた塗り壁への関心が高まっています。


塗り壁の主な種類
土壁
土壁は京都の色土が用いられたことから「京壁」とも言われ、茶室や数寄屋建築に見られる壁で、上塗りの材料によって種類が異なります。


珪藻土
珪藻土は、植物性プランクトンの堆積層から採取された多孔質の素材です。吸湿性や保温性、断熱性などがあることから結露防止に効果があると言われています。自然素材リフォームにおいて無垢材の床などと組み合わせると、質感がすごく良いのと部屋の空気がすごく新鮮に感じます。


エコカラット
粘土鉱物などの微細な孔を持つ原料を焼成した内装壁材です。快適な吸湿力、放出力の作用があり、梅雨のジメジメや冬の過乾燥や結露を抑える効果もあります。また、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドやトルエンなどVOC(揮発性有機化合物)をキャッチし、空気をきれいにする効果やペット臭、タバコ臭、生ゴミ腐敗臭の原因物質を吸収し、悪臭を軽減する効果もあります。インテリア性とコストを考慮すると、壁の一面や部分貼りをおすすめします。


板貼
木はストレスを癒す効果があります。腰壁を貼ったり壁一面に貼ったり等TPOに応じて検討されることをおすすめします。わんぱくペットのいるご家庭では、腰板貼りなどはいかがでしょうか。ただし、ガスコンロ付近やその部屋に場合があります。


タイル貼
クロスには無い質感、色合いがあります。高価でもあり全面に貼ると重たくなるので、部分貼り、一面貼り程度がおすすめです。


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